ダ・ヴィンチ-美の理想展

ちは。

静岡市立美術館にて開催中の

レオナルド・ダ・ヴィンチ-美の理想展へ行って参りました。


色んな「モナ・リザ」が、おりました。
若いのや エキゾチックな顔立ちのや モロ肌脱いだのや・・・。
※ルーブル所蔵のアノお方はいませんよ。

つまり、ダ・ヴィンチは工房を持っていらしたのですね。
ルーベンスも確か、そうだったし(随分前に、京都国立美術館で観たワ)、
日本でも狩野派が、工房製作を行っていました。

で、偉大な師匠が描いた下絵に弟子達が着色したり、
(修行の意味で)弟子が模写したりの作品が生まれたワケ。
※現代のマンガ家のようですな。

モナ・リザ=ジョコンダ婦人の肖像といえば、
あのナゾめいた微笑みが印象的です。ちょっと口角をあげたよな・・・。

あの表情、(大変申し訳ないのですが)弟子達には再現できていないのですよ。
そして後進の画家達もしかり。


・・・だって私、ダ・ヴィンチの「衣紋」の習作や「紡鐘の聖母」の習作の方が、
グッと来たもの。
もーね~、光と影の使い方、見せ方が圧倒的にうまい、上手すぎる。


天才には、弟子が束になっても敵わない

で、おなか一杯になった展示会でありました。


今回ワタシの後悔。
カニグスバーグの『ジョコンダ婦人の肖像』を事前に読んでおくべきだった。


10年も前に買っておいて、未読という自分が情けないface07

静岡市美術館のミュージアム・ショップに平積みになっていますから、
興味のある方は、買って帰りましょう。


名刺から看板までデザインルームワンかな~んでした。

【追伸】セノバへ行かなかった事を驚かれました。
えっ?だって戸田書店を1F~3Fまで巡回していたのよ、ワタシ的にすっごく満足face23  
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2011年11月17日 Posted by dro at 20:16Comments(0)アート